読書感想「この人と結婚していいの?」の概要とレビュー -全身全霊Takeoff

  • 6月 24, 2019
  • 6月 23, 2019
  • 読書

結婚式に参加するとすごく幸せな気持ちになりますよね♪

ケーキ入刀や両親への手紙などのシーンでいつも感動して「結婚って良いなー」ってしみじみ思います。

そんなことを思って何気なく手にした本書。

結婚式の幸せ感とは裏腹に、そのプロローグには心にグッと刺さる文がありました↓↓

結婚さえしてしまえば何とかなるという思いこみから、ひたすら結婚式という儀式を通過してしまうことに一生懸命になるのです。~中略~ 多くの人が、結婚式のために準備をし、莫大なお金とエネルギーを注ぎ込むのです。しかし、そこから始まる長い結婚生活のための準備ときたら、いったい何をどうしていいのかさえ分かっていないのです。
引用 P17,18

 

 

本の概要

 楽天で購入

石井希尚(著)、新潮社、2002年12月第1刷発行

 

本書は結婚に関するお悩み相談「プリマリタル・カウンセリング」や一般のカウンセリングを学び、牧師として活動する石井希尚氏が結婚生活に関する悩みについて記載した本です。

男女の考え方や行動の違いを、結婚生活での実例や自身の経験を交えてリアルに解説しています。

結婚に向けて準備をしている人だけでなく、現在の結婚生活に不安を感じている人にもおススメの一冊です。

著者は男性ですが、男性についても女性についてもどちらも特徴が書かれているので、両方にとって参考になります。

 

それでは参考になった部分をまとめます。

 

女性は感情、男性は事実を重視する

女性は会話そのものを楽しみたいのです。女性は会話の内容よりも、会話をしているという事実からくる安心感や、人生を共有しているという実感からくる充実感を味わいたいと思っているからです。
引用 P127

これに対して男性は、特別に発表するような大きなことがない限り「話す必要が無い」と捉えがちなので、無口になることが多い傾向にあります。

したがって、あまり話をしない男性に対し、愛が冷めたのだと勘違いして女性がショックを受けてしまうパターンが多いそうです。

 

僕自身、結婚した友人によく相談される悩みの一つですね。

かといって、今まで多くを語らなかった男性に話した方が良いと言っても、急に話題が思い浮かんでくることは難しいので、著者はまず男性に聞き役に徹することを勧めています。

僕は、よく海外旅行に行ったりホームステイしたりしますが、訪問先で出会う老夫婦で仲が良いと感じる方々の多くは、とにかく会話が多い気がします。

夕食の時はみな一堂に会してテレビをつけずに、その日にあった出来事などを報告しあいながら食べています。

そういう家族は暖かいと感じるし、子どもにも良い影響があるのではないでしょうか。

 

結婚前後での変化

結婚前は、お互いの共通点が以下に多いかにばかり目が行きがちで、結婚後は付き合いが長くなるために共通点よりも自分と違うところを探し始める傾向があるそうです。

 

結婚した二人はお互いに相手を理解しようと努力するので、円の交わる部分が大きくなりますが、どんなに共通項が多くなっても、二つの円は完全に重なり合うことはありません。
引用 P218

 

本 相手と自分の共通点の円
引用 P217

したがって、この重なり合わない部分が許容できるものなのかどうかをしっかり判断するために、結婚前に互いを良く知る必要があります。

 

これからの人生で一生を捧げる人ならば、しっかりお互いを理解してから次のステップへ進みたいですね♪

もちろん結婚してからでも話合うことが出来ますが、問題が大きくならないうちに話合えれば、よりはやく解決しますよね。

 

「カウンセリング」と聞くと、「病気がちの人が受ける」という印象をもってしまいがちですが、自分がもし結婚する状況になれば、ぜひプリマリタル・カウンセリングを受けて、より充実した生活を送れるようにしたいなーと感じました。

 

結びに

ここに書いた以外にも、下記のような数々の疑問に対して中立な視点で分かりやすく記載されています。

  • 女性の方が話好きって本当?
  • 結婚すると男性は変わる?
  • 女性が「人生相談番組」を見ている時に陥りやすい危険
  • 仕事帰りで疲れた夫にはどう接すると良い?
  • 男性が帰宅する時に妻に対して気を付けるべき心得は?

 

本書は基本的には結婚について記載されていますが、これら男女の考え方の違いは普段生活する時にも大いに役立つものです。

したがって、仕事で異性の上司や部下が理解できなくて悩んでいる人や、プライベートで自分が気にかけている異性がいる人にも参考になりますので、ぜひ本書を読んでみて下さい。

 

また、個人的には、

理想的な人に出会うという言葉がありますが、理想的な人は見つけるものではありません。結婚とは理想的な人になることなのです。それも相手に理想的な人になってもらうのでなく、自分が理想的な人になることなのです。
引用 P239

という自分に厳しい一言が気に入りました。

いつだってまずは自分自身を成長させることが先決なんですね。

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