世界三大凶悪都市の1つと呼ばれるケニアの首都ナイロビ。
海外旅行の定番ガイドブックである地球の歩き方には、「ひったくりや置き引きに注意!
「偽警察官に注意!
という、どう注意して良いのかも分からないような内容が書かれています。
そんな危険都市ナイロビに個人で旅行している日本人とたまたま出会い、一緒に夜のナイロビ市内を歩いて散策&バーに行った体験談をレポートしていきます。
ナイロビの治安や入国方法、Simカードなどの情報もまとめていますので、個人旅行を考えてる方の参考になれば嬉しいです。
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目次
ケニア入国(VisaとSimカード)
海外旅行25カ国目ケニア!
首都ナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港に降り立ちます。
空港の窓ガラスには動物の絵がプリントされてました。
とてもアフリカらしいなーと思ったのがナイロビの第一印象です。
僕の海外旅行の目的は、その国の文化・人々の生活を知りたい & 英語を話すことなので、基本的には1人で旅行していて、スマホもなるべく見ないようにして現地民や外国人に話しかけることにしてます。
しかし今回は「世界三大凶悪都市のナイロビ」ということでかなりビビってたので、日本人がいたら話しかけまくる & Simカードをすぐに購入して常にケータイがつながる環境にする作戦でした。
さっそく空港内で両替&Visaを発行します。
Visaですが、僕はケニアの後にルワンダに飛ぶ予定だったので、ケニア、ルワンダ、ウガンダの3カ国の入出国ができる東アフリカVisaをアライバルで取得しました。
この時のイミグレでは、e-Visaなどの事前に申請してきた人がほとんどだったので、長蛇の列をなして並んでいて、1時間以上かかってました。
逆にアライバルでVisa取得してるのは数名しかいなかったので、5分~10分で入国審査が完了しました。
空港の出口付近にSimカードを販売する各ケータイ会社のブースが4つくらいあります。
タクシー会社やツアー会社のブースと横並びで並んでます。
出口は1カ所しかなく、さらに出口の目の前にブースがあるのですぐに分かりました。
Simカードの会社については、周りの旅行者に聞くと口を揃えて「Safaricom」が良いというので、ひとまず緑のブースでSafaricomを購入することにしました。
繋がりやすさについては、後日マサイマラ国立公園のサファリツアーで一緒だった中国人が「Airtel」のSimを購入してて、比較してみると僕のケータイ(Safaricom)の方がつながる場所が多かったので、Safaricomは繋がるエリアが広いという実感でした。
Simの設定は、購入後に全て店員さんにやってもらえます。
値段は5GBで2000円前後でした。
同じ金額設定で、データ通信のみの場合と、通話とデータ通信がセットになったパックがあるのでお間違えなく!
例えば1500円の場合、5GBのデータ通信だけの場合と、データ通信4GBと通話時間30分のセットになってる2パターンがあります。
ちなみに通話可能なSimを買った場合は、Simカードに記載された現地での電話番号になります。
出会い<空港からさっそく治安が悪い?!
Simカード購入の列に並んでいると、5~6名の日本人に出会いました。
日本人はほぼいないと思ってたので、意外と多いなーという印象です。
その中に今回夜の街を一緒に探検することになる関西のパワフルお兄さん2人組がいました。
1人は荷物が届かずロストバゲージしたため、リュック1個の超軽装で登場。
彼らは最初から夜のバーに行く予定だったらしく、ホテルはその近くに取ったとのこと。
僕はその日の夜の予定は無かったので、彼らに便乗することに決定。
お互いの宿の場所が離れていたので、LINEを交換して再合流ということに。
僕の選んだ宿は、ナイロビ在住でビジネスをされてる日本人の河野夫妻の部屋をAirbnbでお借りしました!
お部屋だけでなく、各種ツアーや現地情報で分からないこと、次の旅行先ルワンダでのツアーまで紹介していただいて、本当に色々お世話になりました!
ナイロビに行ってみたいけど、色々不安!
パワフルお兄さんたちは勇敢にも空港の客引きで見つけたタクシーに乗って宿まで行くみたいでした。
空港でのタクシー客引き自体はどこの国でもよくあることですが、ここはナイロビです。
ガイドブックにも「正規のタクシーの中でも新しい車種に乗ることをおすすめする、特に無線タクシーならカージャックにも遭遇しにくいだろう」と書かれてます。
その上、タクシー客引きの見た目がコワい!!
格闘家のアーネストホーストみたいなのがゴロゴロいます。
前回旅したジンバブエのビクトリアフォールズ空港でもタクシーの客引きはいましたが、雰囲気やオーラが全然違うんですよね。
目つきがコワい。
まあ僕の恐怖心のせいで半分は被害妄想というところも否めないんですが、、、
後で聞きましたが、パワフルお兄さんたちはそのタクシーで早速ボッタクられそうになったとのこと。
やっぱり危ない!
タクシー乗車後、すぐに警備員らしき服装の男が近づいてきて、お金やパスポートを要求されたらしいです。
「なぜ支払わなければならないのか?」と毅然とした態度で回答したら帰っていったそうです。
お兄さんたちがタクシーの中でタバコを吸い始めたからなのか、本当にボッタクろうと思ったのか、真相は闇の中ですが、常に気を抜けない状況であることは間違いないです。
再集合
集合場所はお兄さんたちの「Hotel Embassy」。
近くに国立博物館などがある市内中心部に位置してます。
部屋にお邪魔すると、ロストバゲージした空港から連絡があったけど、英語が分からないからヘルプを頼まれます。
彼らは関西国際空港→中国広州空港→ナイロビと乗り継いできたけど、預け荷物の中に充電池があったので広州で止められたとのこと。
関西→広州ではたまたま発見されなかったそうで。
荷物をナイロビまで送ってもらうことも、日本に送り返すこともできないので、帰りの乗継ぎで広州空港のカウンターに寄って持ち帰る作戦で一件落着しました。
預け荷物の中身確認は重要ですよ!!
でもロストバゲージのおかげで?!
観光客じゃ入れない危険な感じがしたって言ってました。
僕もぜひ行きたかった!
心配事が解決したところで、ケニアのビールTUSKERで乾杯♪♪
海外で市販のビールは基本的に薄いのが多いですが、TUSKERは味も炭酸もしっかり目でおいしかったです♪
さて、夜の街へ出陣の準備は完了です!
まずは近くのレストランで食事をすることに。
辺りはまだ明るいため、そこまで心配な感じはありません。
レストランはナイロビの中では中~高級クラスで、クレジットカードも使えるしっかりしたお店です。
インスタ映えするドリンクを中年の男3人で。
そしてフード!
、、、オーダーしすぎちゃいました。
お会計を済ませて、散策スタートです!
最初は怖いので、なるべく大きくて人通りが多く、街灯がある道を選びます。
さっそく物乞いの男性と子どもの2人に絡まれます。
足が不自由そうな男性の方は、腕をつかんで執拗にくっついてきます。
近くにいたポリスがその男性に何か言うと離れていきました。
事前情報ではポリスもグルになるケースがあると聞いたけど、ここの警察は大丈夫そうです。
さらに、明るい街灯の下を、女性を含む家族連れが歩いているを見て、治安は改善されてきていると感じました。
その後、夜道を10分くらい散策した後、バーに向かうことにします。
場所が分からないのでスマホでGoogleマップを見ますが、誰も近くにいないことを確認してズボン下のシークレットポーチからサッとだして地図を見ます。
大体の方角を頭に叩き込んで、すぐにスマホをしまって、また歩き出します。
うかつにスマホを出してると、無くなることは目に見えてるので。
簡単に写真も撮れません。
特にiphoneは、高額で”人気商品”なので、所持してるのをなるべく見られないようにする必要があります。
道は街灯で明るいですが、現地民とすれ違う時はドキドキします。
無事にバー「FLORIDA」に到着!
まだ開店前ということで、店の前に店員やお客さんが数人ウロウロしてます。
「何時からスタート?」
「あと20分後くらいかな」っと、店員らしきお兄さんから回答。
出直してきますか!
お兄さんたちのホテルとバーは200メートルほどなので、いったん宿に戻って開店を待つことにしました。
バーに潜入!
ホテルに戻って数十分が経ちました。
「途中で何かあったらホテル集合で!
海外では自分の身は自分で守らなければいけません。
僕は常に走れるように海外旅行中はスポーツシューズを履いてますが、
お兄さんたちは、、、サンダル。。。
「走れるんですか?笑」
「なんとかなるっしょ!
強いというか、ネジが外れているというか。。。
もう、スゴイの一言。
バーに到着。
入場自体は無料です。
2階に上がり、フロアに入ってみると中は閑散としてます。
日曜日なのでお客さんも店員も少ないとのこと。
ドリンクの料金はバーによくあるような通常物価の1.5~2倍くらいの価格設定で、そこまで高額だと感じるような値段ではありませんでした。
自分たちの他にも欧米からの観光客もいたので、お店自体は有名でセーフティーな場所かもしれません。
飲みながら周りをキョロキョロしてると、お姉さんたちが寄ってきます。
「隣に座って良い?」
「どうぞ」
「どこから来たの?チャイナ?」
海外のバーではよくある会話を楽しみます。
「何か飲んでよい?」とお決まりのコメントですが、「NO、ゴメンね。
余計なお金は払いません。
いくら請求されるかも分かんないし。
彼女らはそそくさと次のお客に流れていきます。
僕は宿が離れてるのでタクシー(ウーバー)があるか心配だったし、翌朝からサファリツアーで早起きだったので、結局2、3杯飲んだだけで帰ることにしました。
帰りの時刻は23時過ぎです。
ビミョーに電池も無い。
ちなみにお店の奥にはポールダンスをしているオトナの部屋があるらしく、入場料は1000シリングだそうです。
興味がある方はぜひ行ってみてください!
お会計の金額は、頼んだドリンクの代金通りで一安心。
バーからお兄さんたちのホテルへの帰りも、特に危険な目には合わずに帰れました。
僕はホテルからUberを呼びます。
Uberがまだ数台いることに感謝しますが、宿に帰るまでは安心できません。
助手席に乗車後、とりあえず相手が危なくないかを知るために運転手に果敢に話しかけますが、どうやら悪い人では無さそうです。
向かってる方向も合ってるし。
ただUberでも被害にあったという話も聞くので、最後まで気は抜けません。
車内からパシャリ。
最終的に無事に宿の玄関前に着いた時は、正直ホッとしました。。。
Uberはナイロビ旅行中に合計10回くらい使いましたが、危険だと思うことは最後までありませんでした。
ドライバーのレビュー数が多くて評価が高ければ文句なしですが、Uberアプリにはドライバーの顔も登録されるので、基本的には安全面には配慮されているようです。
ナイロビの治安
「世界三大凶悪都市」と呼ばれるナイロビですが、海外旅行時の注意点+αを守っていれば、全く出歩けないわけではないというのが僕の結論です。
海外旅行時の注意点とはガイドブックに記載してあるような、
-
キョロキョロしながら(不安そうに)歩かない
-
高価に見えるアクセサリーや華美な服装は避ける
-
ケータイを見ながら行動しない
-
夜は出歩かない
などの基本的な行動です。
+αとは、
-
バックは持たないで手ぶらの状態で行動する
-
危険なエリアを事前に調査する
-
万が一脅された時に手渡すためにポケットに少しのお金やダミーの財布を入れておく
などの、追加で準備しておくと良い部分です。
期限が切れて使えなくなったクレジットカードをダミーとして持っておくのもアリですね。
旅行上級者からすれば+αの部分も基本的な行動かもしれませんが、初中級の旅行者はそこまで気を配れないかもしれませんので、参考にしていただければ幸いです。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
現地で話を聞くと、日中でも危ない目にあったことがあるという話も聞くので、正直、運に左右される部分もあります。
ただ、事前の情報収集と準備をしっかりすれば、被害に合う可能性を下げることはできます。
ナイロビに行ってみたい場合、治安が悪いからと最初から諦めずに、情報をしっかり集めて準備した上で旅行すれば、より安全で快適な旅ができるのではないでしょうか。
【真実】コインチェックの評判を全て解説!実際の使用感とリアルな口コミ | 全身全霊Takeoff
・コインチェックの評判って良いの?悪いの?・コインチェックの体験談やデメリットが知りたい!・お得にビットコインを買う方法はあるのかな? こういった悩みにお答えし...