英検準1級のリスニングが伸びなくて困ってる。
サクッと効率的に点数が上がるコツが知りたい。
こういった悩みに答えます。
- 英検準1級リスニング試験の内容
- リスニング試験の解き方とコツを解説
- おススメの勉強法と教材の選び方
現在のぼくは、英検準1級、TOEICリスニングパート400点で、仕事は海外部署とやり取りを担当。
30カ国以上の海外旅をした経験から「日常生活で実際に使える英語」の観点で解説していきます。
目次
リスニング試験の中身
配点と合格基準
英検準1級の1次試験は、リーディング、ライティング、リスニングの3技能の合計で合否が決まります。
各パートの配点は750点満点で、3技能合計では2250点。
合格基準スコアは1792なので、8割以上の得点なら合格圏内です。
>英検CSEスコアでの合否判定方法について
難易度と問題構成
英検準1級に求められるレベルは「大学中級程度」であり、語彙は約7000語~9000語。
リスニング問題で出題されるシーンは、家庭、学校、職場、地域、電話、アナウンス、講義など。
題材は日常生活の他に、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治など多岐にわたります。
英検準1級リスニングの問題構成は、大問が3つで合計29問。
24問以上正解で合格ラインに達します。
大問1
2人の会話を聞いて内容が一致する選択肢を選ぶ問題です。
冊子に書いてあるのは4つの選択肢だけで、質問は会話の後に放送されます。

出典:英検準1級2021年度第1回
大問1の問題数は全部で12問。
大問2
1人のスピーカーによるナレーションを聞いて、内容が一致する選択肢を選ぶ問題です。
他の大問との違いは、1回のナレーションに対して設問が2つある点。

出典:英検準1級2021年度第1回
1回しか流れないナレーションの内容を記憶して回答する力が必要です。
大問2のナレーションは全部で6個、設問は合計12問。
大問3
スピーカー1人によるReal-Life 形式のナレーションを聞いて、内容が一致する選択肢を選ぶ問題。
Real-Life 形式とは、読んで字のごとく実際の生活で起こりうる場面を想定した形式です。
公共の施設でのアナウンスや、カスタマーサポートへ電話してる場面など。
大問3の特徴は、シチュエーションと設問が問題冊子に書かれていることです。

出典:英検準1級2021年度第1回
リスニングの上達方法
英検準1級に限らず英語のリスニングが上達する方法を別の記事で紹介してます。
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かなり乱暴に要約すると「リスニングとスピーキングの繰り返し練習を継続すると聞き取れるようになる」です。
しかし繰り返し練習は根気がいる勉強法であり、長い時間をかける必要があります。
そこで本記事では、英検準1級リスニング試験に特化したコツやテクニックを解説します。
英検準1級で使えるテクニックと解き方のコツ
設問を先読みする
設問を先読みすることで、ナレーションの内容を推測することができます。
例えば大問1で以下の選択肢がある場合

出典:英検準1級2021年度第1回
選択肢の内容は、
・男性はもっと申し訳なさそうにすべき
・男性はプレゼントを買うべき
・男性はすごく心配している
・男性はいまいち信用できない
大問1は、2人の会話を聞いて内容が一致する選択肢を選ぶ問題でしたね。
とすると「申し訳ない」や「プレゼントを買うべき」などの言葉から、
ナレーションの状況は、恋人や夫婦間の会話で男性がなにかをし忘れた場面が予想されます。
さらに、「心配している」や「いまいち信用できない」という選択肢から、
男性が失敗した後に悩んでいる様子や、失敗のプレッシャーから噓をついたかもしれないと推測できます。
したがって、選択肢を先読みすることでナレーションの中身を推測して、リスニングに備えることができます。
設問は全部読まない
英文が重複している問題文は、全部読まずに時間を節約できます。
例えば大問3の問題。

出典:英検準1級2021年度第1回
4つの選択肢に”The one in” が共通してますね。
こういう時は共通部分を無視して後半のセンテンスだけに注目します。
すると、時間を節約することができます。
よくある質問:どこまで先読みすれば良いの?
リスニングの設問をどのくらい先まで翻訳すべきか迷うことがあります。
結論からいうと、1問だけにとどめておくのがベスト。
理由は問題を先読みしすぎると頭が混乱して、最初の設問を忘れてしまうためです。
心理学では人間が一度に覚えられるのは5個±2個といわれます。
1つの設問に4個の選択肢がありますから、2問目で8個、3問目で12個も覚えなければならない。
覚えれば覚えた分だけ最初の設問の記憶は薄れていきます。
問題が始まる直前に最初の設問をまた読み直すことになり、結局は非効率な作業になってしまいます。
消去法で考える
大問3ではシチュエーション、質問、選択肢が問題冊子に書かれているので、ナレーションを聞きながら消去法で答えを導くことができます。
準1級では、1番上の選択肢から説明されていく場合がほとんどです。
先ほどと同じ例でいうと、

出典:英検準1級2021年度第1回
リスニング原稿はこちら。

選択肢の1番から、Wilson Heights ⇒ Donwtown Hills ⇒ Bronte Towers ⇒ Norton Villas と順番に出てきているので、上から順に当てはまるかどうかを判断すればスムーズに解けます。
よくある質問:メモは必要?
不要です。
理由はメモしてる間リスニングに集中できなくて聞き逃すから。
例えばメモを書いてる時に「あれ?単語のスペルは合ってる?」などと考え始めてしまえば、リスニングに集中できなくなってしまいます。
迷ったら諦める
選択肢で迷ったら、直感を信じて即決断することが大切です。
迷ってると次の設問に取り組めなくなります。
選択肢の候補を2つまで絞りこんだ時、
「もう少し考えたら分かるかも!
」と感じることがよくあります。
しかし回答時間は10秒しかありません。
焦っている状況では、思い出そうと努力しても分からないことの方が多いです。
おすすめの教材と合格する勉強法

おすすめの教材は2つ。
どちらも大手出版社で最新の出題傾向を分析した参考書です。
ただし大切なのは参考書よりも勉強法。
合格する勉強法は、1つの教材を繰り返すことです。
1つの参考書を3周~5週はしましょう。
設問を見ただけで答えを思い出すくらいの状態が理想。
リスニング音源にもシャドーイングでスラスラ言えるまで何回も繰り返すことが大切です。
よくある質問:選択肢を覚えたら学習の意味が無いのでは?
学習の効果はあります。
参考書は過去問を分析して作られてるので、本試験でも類似した問題がでます。
類似した問題であれば、聞き取りやすいので自信をもって解くことができます。
ぼくが英検準1級に受かった時は、参考書2つとも5回繰り返しました。
すると「2つの参考書にほぼ同じ問題があること」に気がついたんです。
なんか聞いたことあるな、、、という感じで気が付いたんですが、
さらに本試験でも似たシチュエーションの問題が出題されました!
何回も聞いて耳になじんでいるので、落ち着いてリスニングできましたね。
流し聞きはNG
何回も聞いている問題は、無意識のうちにリスニングをおろそかにしがちです。
聞き流してる時は、聞いてないことと同じなので効果はほぼありません。
シャドーイングで情景をイメージしながら練習しましょう。
それでも飽きてきたら以下のコツもご参考に。
勉強を継続するコツ

旺文社やthe japan timesのアプリでは、ダウンロードした音源のスピードを変更してリスニングできます。

通常より早いスピード1.2倍にして難易度をあげるのがおススメ。
少し早めのスピードに慣れると本番では遅く聞こえるので、心に余裕ができます。
オンライン英会話
1人だとツラくてなかなか続かない人はオンライン英会話がおススメ。


特にDMM英会話なら英検準1級の問題が豊富に揃っています。
なおかつ2次試験のスピーキング対策もできる優れもの。
月額料金がもったいないと感じる時は、試験前の1ヵ月だけ集中して参加する方法もあります。
また無料で2回お試し英会話ができるので、損せずに英会話体験ができます。
まとめ
英検準1級リスニング試験の対策とおすすめの教材をご紹介しました。
すぐに使えるテクニックと日々の勉強を積み重ねて、英検準1級合格を勝ち取りましょう!
Never Never Never Give UP!
英語学習に興味のある方へ、「英語リスニングの完全マップ」も参考になれば嬉しいです↓↓
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