ジンバブエからボツワナまで陸路で国境を越えた時、2国間の経済格差を肌で感じました。
ジンバブエは、物価の値段が急上昇するハイパーインフレで過去に一度破綻した国。
一方、ボツワナは、世界一のダイヤモンドの生産地として有名で、南部アフリカで最も豊かだと言われる国です。
ジンバブエの第2の都市ブラワヨから、ボツワナの首都ハボローネまで長距離バスで移動しました。
ブラワヨは、第2の都市と言っても、少し大きな街くらいの大きさです。
4階建てのホテルから絶景の眺めが見えるほど、平屋建ての家しかありません。

ジンバブエとボツワナをつなぐ大型バスは、もちろんボツワナにある会社の所有物です。

バスに乗ってブラワヨの街を離れれば、家が少なくなってきて、草原が見えてきます。


国境を越えてボツワナの首都ハボローネに近づいてくると、道路は砂利道からアスファルトへ変わって快適な走行になってきます。
ジンバブエには無かった看板広告も続々と見えてきました。

車の宣伝や制汗スプレー、歯みがき粉など、様々な広告があります。
建物はかなり近代的で、電光掲示板もチラホラあります。
ジンバブエのホテルではテレビはあるけど何も映りませんでした。

ボツワナではニュースが流れてます。
ジンバブエとボツワナ。
車で9時間程度の距離しかないのに、180度違う景色。
日本で長距離バスに乗っても、こんなに驚くほど景色は変わらない。
すごく新鮮な感覚だったので、バスは長時間にも関わらず、飽きずに景色を楽しめました。
貧富ってなんなんだろう?
海外旅は、色々な視点を教えてくれるから止められない♪