↑Photo by Markus Spiske temporausch.com from Pexels
本記事は、下記10種目のスポーツを経験した僕が水泳をオススメする3つの理由を紹介します。
水泳 | テニス |
サッカー(フットサル) | アイスホッケー |
バスケットボール | バドミントン |
ロードバイク | バレーボール |
卓球 | ボルダリング |
注)ここでのスポーツ経験の定義は、40時間以上のプレーもしくは市民大会出場経験有りのレベルです。
水泳はこんな人にオススメ!
水泳は老若男女だれでも楽しめるスポーツですが、特に下記3つに当てはまる方に僕はおススメします。
- 他のスポーツで故障が多いアスリート
- ダイエットしたいが膝・腰に不安がある方
- 子どもに何か習わせたい親
理由は水中と陸上の違いに関係します。それでは詳細を説明していきます。
1.インナーマッスルを鍛えられる
水中では常に変化する体のバランスを保つ必要があるため、体全体を鍛えることができます。さらに浮力が働くことでインナーマッスルも鍛えられるため、故障しにくい身体を作ることができます。
インナーマッスルとは、体の表面にある大きな筋肉(アウターマッスル)とは対照的に、体の内側にある小さな筋肉のことです。
肩の筋肉で言えば、三角筋がアウターで↓↓
出典:アスリートとして知っておきたい スポーツ動作と身体のしくみ(著)長谷川裕、ナツメ社、以下3枚の画像は同様
棘上筋や棘下筋がインナーです↓↓
おなか回りの筋肉で言えば、腹直筋がアウターで↓↓
腹横筋がインナーです↓↓
ダンベルを使用するような一般的な筋力トレーニングの場合、大きくて強い力が必要を発揮するアウターマッスルが先に鍛えられるため、インナーマッスルを鍛えることが難しいです。
より内側にあるインナーマッスルを鍛えるためには、チューブトレーニングのような小さな負荷をかける地道なトレーニングが必要となります。
インナーマッスルは縁の下の力持ちとして作用し、体幹を強くするために重要な筋肉です。
水中では浮力が働くので身体にかかる負荷が小さくなります。インナーマッスルが鍛えやすいというメリットがあります。更に全身運動であるため、全身のインナーマッスルをバランスよく鍛えることができます。
したがって、他のスポーツをメインに活動しているアスリートの方にトレーニングの一環として水泳をおススメします。
僕は水泳を定期的に取り入れることで、テニスの後に肩や腰を痛めることがなくなり、またサッカーの40分ハーフの試合で足がつることが減りました。
2.膝・腰への負担が少ない
水中では浮力が発生して陸上より50%以上も身体が軽くなるので、アスファルト上を運動する時に比べて膝や腰への負担が大きく軽減されます。
運動によって筋肉が熱くなった状態が持続すると患部が悪化したり疲労回復が遅れたりします。水中では体内の熱を逃がしてくれるため、患部への負担を軽減することができます。
また、深い場所ほど水圧が大きいため水中に立った場合、より下半身に水圧がかかることで足のダイエットやむくみ改善に効果があると言われています。
3.免疫力UPで風邪を撃退!
一般的な体温は37℃前後で、温水プールの水温は30℃前後の場合が多いです。
体が体温を保とうとすることで免疫力が上がる効果が期待できるので、子どもに丈夫になってほしい親御さんへおススメです。
僕は年間を通して定期的に水泳をした結果、特に冬季に風邪を引くことが減りました。
水泳前後で風邪を引く回数↓
Before→1年に3回くらい
After→1年に1回あるかないか
終わりに
水泳の欠点としては、プールが塩素消毒をしていることが挙げられます。ツンとくる匂いが気になる方や、体に合わないかもと心配な方は、まずお近くのプールに足を運んで確認してみると良いでしょう。
個人的には水泳はすべてのスポーツの基礎となる素晴らしいスポーツだと思ってます。
また、島国&地震大国である日本では、いつどこで災害に巻き込まれるか分かりません。万が一の時のためにも水泳を始めてみてはいかがでしょう?
僕は良心的な値段の日新館スポーツクラブにお世話になっています。