キューバの情報
いつも旅行に行くときは、事前に現地の地下鉄やバスなどの安くできる情報を調べますが、キューバは情報がほぼない!
さらに現地でフリーWi-Fiも無いので、すぐその場で調べることができず、手段は現地の人に聞くのみ。
ということで、かなり不安な状況でしたが、キューバ・ハバナ滞在の最終日に市街地から空港までを地元民が乗る路線バスに乗ってみることにしました。
中国の門
宿の人に確認すると、市街地にある大きな「中国の門」近くのバスターミナルから、P12の路線に乗ればよいとのこと。

さらに同じ路線P12に乗っていれば、空港に行く途中の観光スポット、革命広場にも寄れるらしい。
分かりやすくて良かった!

宿をチェックアウトして、言われた方へ行ってみると、確かに中国の門っぽいのがあった!
チャイナタウンは世界中どこにでもありますね。

バスターミナルの広場でP12の停留所も簡単に見つかります。
待っていると、10代か20代のキューバ人の男の子に「どこいくの?」と話しかけられて、「ハバナ旧市街地⇒革命広場⇒空港」の紙を見せると、同じバスに乗るから降りるバス停を教えるよ!と言ってくれた。
悪い人じゃないと直感的に感じたので、したがうことにします。
乗り始めの乗客は5割くらいでだんだんと増えていきます。
Wi-Fiが無くてもGPS機能は使えるので、キューバの街の風景を見ながらも、Googleマップで現在位置をチョコチョコ確認します。
次の目的地が近づいてくると、さっき話しかけてきた男の子も声をかけてくれたので、お礼して下車しました。
革命広場
無事に途中下車して、広場を見に行きます。

無事にチェ・ゲバラのモニュメントを見終わった後、周辺を散歩してると、すごく渋い男性がなにやら書き物をしてました。


チェ・ゲバラそっくり!
こんなダンディーな男になりたいなーとか考えながら、さりげなく写真を撮って笑、革命広場を後にします。
激混みのバス

革命広場近くのバス停では、順番はまるで無く、みんな我先にと乗車していきます。
バス停はあるけれど、バスは定位置に止まらないので、バスが止まった場所に走り込んで乗る感じ。

まさにカオスです。笑
しかもP12路線のバスが来たと思えば、すでに満員なので3台中2台くらいは通り過ぎていく。
次々に来るボロいバス。
最初は古さに風情があるなーと感心してたけど、自分が乗れないので、だんだん不安になってきます。
荷物を抱えた観光客は自分1人。
行くしかない。。。
なりふり構わず次に来たP12路線に走り寄って、なんとか乗ることに成功!
激混みのバスの中、足の間にバッグ1つ、体の前にバックパックを抱えて、小さくなりながら乗車します。

出口付近にいたので、停留所に止まるたびに軽くドアに挟まれながら空港へ向かいます。
でもボロイから痛くはない。笑
半開きのまま出発したりするし。笑
Googleマップを確認しながら、空港近くに来たのを見計らって下車します。
空港が見えた!
良かった!!
あとは空港まで歩くだけ!
ちなみに市街地から空港までのタクシー料金は25CUC。
3000円近い金額です。
1CUC=約106円(2020年10月)
これに対してバスの値段は1回で1CUP!
つまり1回5円!
めちゃめちゃお得です!
人力タクシー?!
バスを降りるとすぐにタクシーの勧誘!
といっても人力の3輪車スタイル。

オモシロすぎる!
空港まで約1km、歩いて20分前後。
乗るしかない!と思いつつ、しっかり値段交渉。
結局5CUCから3CUCまで安くしてもらって乗車します。
まったりとした景色の中を、キューバのラップ?!を聞きながらゆっくりと進んでいきます。
炎天下の中、頑張って漕いでるキューバのお兄ちゃんの背中には汗がにじんでる。
まだ空港に到着していないのに、折り返して乗せるお客さんにすでに営業をかけている。
けなげな姿に感動して、結局5CUC支払ってお別れします。
終わりに
無事空港に到着し、フライトも時間通りに飛びました。
飛行機の中で酔っ払いながら、前日の夜を思い出します。
タクシーにしようかバスにしようか考えていた。
もし間違ったバスに乗ってしまったら?
もしフライト時間に間に合わなかったら?
不安はいっぱいあったけど、結局はチャレンジして良かった。
革命広場にも行けたし、謎の自転車タクシーの思い出もできたし。笑
「やるかどうか迷ったら、とにかくやってみる」
これ大切ですね♪